Atom でローカルサーバ更改(2)

先日入れました、Atom のローカルサーバですがうまいこと安定運転が開始できたようです。 🙂

CentOS を 5.3 から 5.4 にしたので、同じ .conf が使えなかったりして若干手間取りましたが思ったよりスムーズに移行できました。

このローカルサーバの機能は、samba(ファイル共有) + fetchmail(POP取得) + maildrop(メール振り分け) + dovecot(IMAP) + cups(プリンタサーバ)が基本的な部分です。

その他時期によって DNLA が動いていたりマイブームによっていろいろ(笑)

IMG_0087

ハード面、CPU/メモリ以外に前のサーバから機能的に変わったのは、

  • NIC がギガビットになった。
  • Waik Up LAN が使えるようになった。
  • USB がまともにうごくようになった。(前のマザーは CentOS 5.3 で調子悪かった)

などなど。

遠隔起動ができるようになったのは、狭い部屋ですがうれしいところです。 ハブいれかえれば、この部屋の機械はこれで全部 G/b 対応になったので高速通信できそうです。 USB は、、後のお楽しみ。 🙂

今回の移行の目玉は、 以前使っていた IDE 300G RAID 1 をそのまま保ったまま新サーバに接続すること。 そして、1T の新 RAID 1 にデータ移行します。

こんな事もあろうかと Linux のソフトウェア RAID 1 を使っていましたので、基本は接続すれば md として認識されます。(CPU のバウンダリが違うと認識しないというのもどこかでみましたが、今回は x86 同士なので問題なしでした)

今回ちょっと問題になったのが、システムインストール時に先に 1T 新 RAID 1 を md0 として構成していたことで、そのまま旧 RAID 1 を IDE に接続すると md0 が競合して認識できませんでした。

この場合は次のコマンドで md1 など別番号を指定して構成すると良いようです。(これでうちはうまくいきましたが、勘でやったことなのでまねする場合はよく調べてください)

$ sudo mdadm /dev/md1 --assemble /dev/hde1 /dev/hdf1
$ sudo mount /dev/md1 /mnt/ide/
$ cat /proc/mdstat
Personalities : [raid1] 
md1 : active raid1 hde1[0] hdf1[1]
      199141632 blocks [2/2] [UU]
      
md0 : active raid1 sdb1[1] sda1[0]
      976759936 blocks [2/2] [UU]
      [=========>...........] 
resync = 48.5% (473870976/976759936) finish=91.6min speed=91402K/sec

ちなみに md0 は構成中の図。

マウントできちゃえば、あとは cp –Rfp とかで旧 RAID から新 RAID にデータをコピーすればおしまい。 バックアップもかねて旧 RAID は電源抜いておきました。 🙂

あとは勝手知ったる CentOS、 5.4 になってパッケージも新しくなって良いです(といっても古いですが、、もうすぐ 5.5 でるのかな)

maildrop だけ rpm がなかったのでソースから rpmbuild して入れています。

[hiromasa@localhost ~]$ cat .rpmmacros 
%_topdir /home/hiromasa/rpm
[hiromasa@localhost ~]$ ls -laF rpm/
合計 28
drwxrwxr-x  7 hiromasa hiromasa 4096  4月 26 00:27 ./
drwx------ 13 hiromasa hiromasa 4096  4月 29 17:12 ../
drwxrwxr-x  3 hiromasa hiromasa 4096  4月 26 00:29 BUILD/
drwxrwxr-x  3 hiromasa hiromasa 4096  4月 26 00:27 RPMS/
drwxrwxr-x  2 hiromasa hiromasa 4096  4月 26 00:27 SOURCES/
drwxrwxr-x  2 hiromasa hiromasa 4096  4月 28 02:00 SPECS/
drwxrwxr-x  2 hiromasa hiromasa 4096  4月 26 00:33 SRPMS/
[hiromasa@localhost ~]$ rpmbuild -ta maildrop-2.4.3.tar.bz2 

こんな感じで、 .rpmmacros つくって、作業ディレクトリ指定しておくとホームディレクトリでソースから rpm つくれて便利です。

というわけで、最後に何年も動いてくれた Athron XP ダウンクロック 1G + 512M メモリ & マザー & GeForce T4200。 あと内蔵 NIC チップが焼けたので登板した PCI NIC くん。

IMG_0086

長い間ありがとう。 お疲れ様でした。

ぼくの宝物ボックスでゆっくりお休みください。 🙂

Atom でローカルサーバ更改(2)」への5件のフィードバック

  1. こんにちは。
    羨ましいぐらい楽しそうですね。新しいPC欲しくなります。

    忙しそうでしたがいかがでしょうか?
    僕は少しずつ時間がとれるようになりましたw

    と、ネタとあまり関係ありませんがコメントしてみましたw

    ・・・ちなみに、うちのKUROBOX未だに寝てます。なんとかせにゃいかんw

  2. kohaku さんも、お忙しそうで〜〜。時間とれるようになってなによりです!

    また、あれこれやりましょうww まずは KUROBOX からですね(笑)

  3. kohakuさんお久しぶりですね
    僕の場合ubuntuをアップするにもまずATOKが動作してKUROBOXがマウントできるってのが絶対条件です。しかもこの度Linkstationなるものが参入しました(笑)
    師匠にはいつも、いつもお世話になってます。kohakuさんも是非KUROBOXを!

  4. yutakaさん、ども~
    1年ぐらいさわってないと、綺麗に忘れるものですね。。

    1から勉強しなおさないといけないw
    また教えて下さいね。

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