Ubuntu 10.04 Netbook Remix インストール

以前、moblin というネットブック向けの Linux をインストールしたことがありましたが、Ubuntu からも Netbook Remix という for netbook のディストリビューションがリリースされています。

10.04 でも Netbook Remix がでましたので、なぁんとなく USB メモリにいれて Thinkpad で起動してみたらこれがなかなか良い!。 IdeaPad でも動作させてみましたが、10.04 の高速起動とあいまってかなり実用的でした。

Ubuntu Netbook Remix  Canonical

Ubuntu Netbook Remix is optimised to run on a new category of affordable Internet-centric devices called netbooks. It includes a new consumer-friendly interface that allows users to quickly and easily get on-line and use their favourite applications. This interface is optimised for a retail sales environment.

moblin (これからは MeGeo になるのかな?)は日本語の入力の設定が骨っぽい感じでしたが、Ubuntu さんのほうはインストール後すぐ使えるようになります。(日本語に関してはインストール後ちょっとまっていると、言語パックのインストーラが起動する模様です)

というわけで、Ubuntu Netbook Remix を IdeaPad S10e で動作させたの図です。 この PC の解像度は 1024×567 の 16:9 液晶。 Netbook Remix はこのような通常より縦にせまい液晶でも動くように、UI が再構築されているのが特徴です。

netbook2

アプリケーションは基本、最大化されて起動し、ウインドウの上の部分がタスクバーに統合される感じになります。 これで縦を稼いでいるわけですね。

また、いつものスタートメニュー型階層ランチャーではなくワンクリック系の専用のものが用意されています。

netbook1

これが結構おしゃれです。 🙂

さて、この Netbook Remix のインストールですが、ぼくは USB メモリに入れて起動しています。 4G の USB メモリを使って、Flash とか必要そうなアプリもいれて、OpenOffice は削除で残り 600M くらいです。 8G あると安心ですが、4G でも十分遊べると思います。

NetBook Remix は .iso イメージで配布されていますので、これから LiveCD としても起動できます。 ここでは LiveCD 起動後インストーラをたちあげて、USB メモリにインストールしました。

CD –> HDD と通常インストールすることろを、CD –> USB メモリとしているわけですが一点注意がありまして、9.10 以前よりどこの MBR にブートローダを配置するのかの選択が、少し分かりづらくなっています。(たしか)

最初間違って進めてしまい、HDD のパーティションにブートローダいれてしまって、Rescue Grub、、、Windows 7 が起動しなくなって焦りました(笑) この場合は Windows を DVD メディアブートして、MBR を修復すれば元に戻ります。

ブートローダの選択はインストーラの「ステップ 7/7」 最後の画面の「拡張」ボタンの中にあります。 USB メモリなど USB ストレージにインストールする場合はここを押しまして、必ずインストールする場所を /dev/sdb とか HDD じゃないほうにしてください。

てなわけで、Windows も壊さずにお手持ちのネットブックで Ubuntu を満喫できますので結構おすすめかもです。

ちなみに、インストール直後は IdeaPad S10e で無線LAN が認識しませんでしたが、リンク先の方法でドライバコンパイルしていれてあげたら無事認識しました。 ありがとうございます!。 😀

netbook3

せっかくネットブックかったけど最近あんまりつかってないなぁという方は、USB メモリも安くなりましたので気分転換にちょこっとやってみるといいかもしれません。

あ、USB メモリは書き込み寿命がありますのでそこだけはご留意ください。 あと、インストール先と、MBR の位置間違わないようにデス。  🙂

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