Fedora 11 で Firefox 3.5 と Thunderbird 3.0 のβを使ってみました

現在 Fedora 11 の RC 版がでていますが、正式版は 6/9 にリリースになるようです! 本当は正式版でてからインストールしようと思っていたのですが、待ちきれずに今日 RC を入れてしまいました(笑)。

さて、Fedora ディストリビューションが選択するアプリケーションというのは、極力最新のものが選ばれますが、たとえば Mozilla Firefox は 3.5 で Thunderbird は 3.0。 そうです、まだβが入ってきたりするところに気迫を感じます 🙂

今回 Firefox の 3.5 に関してはほぼ初めて、Thunderbird 3.0 については、、アルファ版以来触っていなかったので、起動してみてかなの進化に驚きました。

で、お話は Mozilla へ。。

まずは Firefox 3.5 さん。

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Linux 版なので Windows 使っている人とはアイコンとか違うかもですね。 Linux の Firefox は GNOME 側にテーマを合わせる機能があるので、GNOME のテーマによってツールアイコンが変わったりします。

動きが速くなったということですが、うん、速いですね。 こんなことを言うと怒られそうですが、IE8 っぽい速さです。 ぱっとでますね。 よい感じです~ 🙂

JavaScript の高速化のほうはあまり検証していませんが、Firefox の場合はサイトの表示だけでなく 多くの拡張機能も JavaScript でかかれていますので tracemonkey 化することでブラウザ自体も高速になるのではないかと予想されます。

次は Thunderbird 3.0 β くん。

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実は Linux でのメインメーラは現在 Sylpheed さんを使っています。 ぼくは複数台複数 OS を使う関係でローカルサーバに IMAP をたてて、それを見に行くようにしているのですが、Sylpheed さんは IMAP の性能がよくて何万通もはいったメールボックスを軽々みることができます。

で Thunderbird は 1.0 より前から使っていたのですが、2.0 はどうも IMAP の性能が悪くてのりかえてしまったのです。 ここで 3.0 ですがこれがなかなかよいっす! 速いですね~。 これなら大丈夫。 あと GNOME との親和性も良くなった気がします。

画面を良く見るとわかりますがタブ化されていて、Lightning 拡張をいれるとこのようにカレンダー系もみれるようになります。

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これにプラスして、GDATA Provider 拡張をインストールすると Google Calendar と同期することができるようになります。(ただし、いまの trunk だといまいちうまくいかないみたいです。 一部予定が変なところにでたりしました(笑)

Lightning もちょっと前はどーなんだろうというカレンダデザインだったりしたのですが、バージョンをかさねて見やすくなりました。

Google Calendar は現在、Microsoft Exchange サーバ互換機能があるので、こちらを使えば Evolution とかではうまく同期することができますが、GDATA Provider のほうも期待ですね。

ちなみに、iPod touch のアプリ”さいすけ”さんは Google Calendar とうまく同期をとることができます。 オフライン時の扱いもうまいので持ち歩いて使っています。 🙂

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右下に同期というのがありますが、これを押すとオンライン時に同期をとってくれます。 標準カレンダー側は Microsoft Excahnge でつないでおけばそのデータを勝手に取ってきてくれるようです。

というわけで、ちょっと脱線してしまいましたが次の Mozilla はええどー、ということで。

Mozilla 1.2 (Firefox にあらず) くらいから使っている自分としては影ながら応援しております。 🙂

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