先日インストールしました Ubuntu 10.04 Netbook Remix の調子がいいので、IdeaPad 動作用にマルチメディアプレイア XBMC を動かしてみました。
Netbook Remix もフル画面インターフェースを準備していますが、XBMC も基本フル画面なので相性がいいかなという趣旨でしたが、やはりこれがなかなかよい。 16:9 液晶をもつネットブックをポータブルプレイアするのにちょうどいいのではないでしょうか。 🙂
XBMC is an award-winning free and open source (GPL) software media player and entertainment hub for digital media.
XBMC は初代 XBOX をはじめいろいろなプラットフォームで動作しますが、ここでは Ubuntu Netbook Remix で動かしています。 PPA にリポジトリがありますので、インストールは簡単。
HOW-TO install XBMC for Linux on Ubuntu, a Step-by-Step Guide – XBMC
If you are using Ubuntu 9.10 or higher, you have the option of a more streamlined install. Load the terminal window and issue the following:
数行、こぴって終了です。
一応言語ファイルも日本語が用意されていますが、ファイル名とかに日本語だすには自前でフォント描いている関係で日本語のフォントの登録が必要です。
hiromasa.another o)» Blog Archive » XBMC for Linux 日本語化
てなわけで、Linux 版の日本語化の方法です。 XBMC は FreeType ライブラリで自前でフォントをレンダリングするので、フォントを内蔵しています。 Ubuntu の .deb からいれると、フォントのありかは以下です。
てなわけで、16:9 液晶で動かすとこんなかんじ。 デフォルトテーマがバージョン 9 から変更になっています。 前のも好きでしたが。 😀
ネットワーク越しでの動画ファイルや音楽ファイルの再生も可能です。 いろんなプロトコル対応していますが、とりあえず Windows のファイル共有(samba)ごしに。
動画の場合はこんな感じにサムネイルが。 音楽の時も、画像が埋め込まれていたらでてくれます。 ありこちぬるぬる動くのが気持ちいいです。 🙂
オープンソースで育っているだけあって、再生に関するいろいろ配慮が行き届いているのが特徴で、たとえば動画のサイズやその際に使われる拡大系のフィルター、またインターレース解除などの設定がリアルタイムに設定できます。
これがやっぱり便利ですね! またキーボードのマルチメディア系のボタン(音量とか)にも独自に対応していますので、フルスクリーンインターフェースの中できれいに操作することができます。
てなかんじで、ネットブックがあっというまにポータブル DVD プレイアになりますので、なかなか便利かもしれません。 ローデフの動画なら ATOM でもコマオチなどはせずにスムーズに動きます。
ATOM + ION + HDMI の小型 PC にいれてテレビに映したりもしてみたいのですが、それはまだ叶わぬ夢。。 😀