ぼくがはじめて、コンピュータと呼ばれる物にさわったのは、二十数年前。 小学校、4年生かそれくらいだと思います。 ファミコンにつないで動かす BASIC 言語、ファミリーベーシックが起源で、この機械に人生を変えられた人は相当数いるはずです。
ファミリーベーシックとは、任天堂のファミリーコンピュータの周辺機器の一つ。BASIC言語を組み込んだロムカセットとファミコン本体のエキスパンドコネクタ(ツインファミコンの場合は拡張端子A)に接続するキーボードの2点がセットになっている。1984年6月21日、14,800円で発売。
まぁ、これより前も、電子ブロックだとか、そもそも父親が技術屋さんだったこともあり、コンデンサやらトランジスタやらがそのへんに転がっていたので、機械に対しては日頃から慣れ親しいんでいました。 ゲームウォッチなんか買ったその日にバラしてしまうほう。 😛
いまやこのころから 20 数年たって、明確にそのものとして残っているのは、コンピュータがノイマン式であることと、かろうじて BASIC 言語が Visual Basic として面影を残すくらいでしょうか。 あとは、ほとんどのことが変わってしまっています。
そんなこんなで、ぼくの中ではコンピュータは 20年サイクルくらいで技術がきえるのかな、、という印象があります。
Web が本格化したのは 1993 年くらいだそうです。 20 年サイクル論からいくと、ここから 20 年たすと、2013 年にはいまの Web は姿を消す。 で、大抵 5 年前くらいになにかしらの転機が訪れるとすると、、2008 年。 来年。 それがインターネット2なのか、なんなのかわかりませんが何かが少しずつ動き出すかもしれません。
2013 年に http なんていうセッションレスの動きの少ないつまんないプロトコルが、ネットワークの主流になっているとは思えないと前から思っています。 ネットワーク上の動きはもっとダイナミックに変化して、それが即時に目にみえる形になる気がします。
ぼくらは、コンピュータをさわる上でいろいろな技術を捨ててきました。 BASIC、MS-DOS、、その他時代とともにいろいろなぽしゃった技術。 せっかく勉強したのに、、みたいな。 ぼくは捨て慣れているし、ミーハーだから平気です。 🙂
でも。
ぼくが新入社員だった頃、会社をやめた方がいました。 COBOL の方でした。
いまはたなかくんみたいな人がいるから、ぼくはやめるよ。
冗談で言ったのか、本気で言ったのかはわかりません。 そのときは若かったので、何も言えませんでしたが、いまははっきりと思います。
経験を聞きたい。
新しい技術は必ずバックボーンに過去の技術があります。 その修正だから。 バックボーンまでたどりつくのは、next generation には無理なのです。 だから聞きたい。
もしかすると次の世代になにかを伝えるのは義務なのかも、最近そう思います。 なにより、”楽しかったあのころ” を伝えることができて、興味をもってくれたらこれ以上はないです。
Lightweight language って、”あのころ”に似ているよね、そんな話を “同じ道を歩んだ” 会社の先輩と話していた、今日この頃でした。
先日あった、空前の gopher ブームよろしく、空前の http ブームが十数年後におきることを楽しみにしています。 そのときは hiromasa.zone 復活させよっと(笑