多くの Linux ディストリビューションで採用されているデスクトップ環境に GNOME というのがありますが、このパッケージの一つファイルマネージャである Nautilus さんはなかなか便利で、いろんなサーバに接続することができます。
特に接続先が UNIX 系の OS であったりオープンな仕様であるときの親和性は、Windows のエクスプローラよりもやはり高い感じがします。 というわけで、前もちょっと紹介しましたが、現在ぼくがやっている接続を書いてみます。 🙂
まずはおなじみ SSH。 つなぎ先は、ここコアサーバ。
Nautilus のファイル->サーバへ接続から。 こんな感じで。
パスワードは接続押下後に聞いてくるので入力します。 管理はパスワードマネージャがよろしくやってくれます。 これで SFTP でファイルがみれるようになります。 普通の FTP より接続安定していると思うので、SSH 使える方はこちらのほうがおすすめです。
さて上のコアサバはパスワード認証の SSH ですが、鍵認証を使いたいときはどうすればいいのでしょうか。 実はここがよく分かっていないのですが(昔は .ssh ディレクトリに鍵いれておくだけでホスト認識してつながってたきがするのですが)、普通にやると下記のようなダイアログでつながらないことがあります。
そんなときは、とりあえず接続先との鍵交換はすんでいるという前提で以下のコマンドをうって秘密鍵を add してあげてからつなげるといいようです。
ssh-add ~/.ssh/sourceforge.id_dsa (←秘密鍵ファイル)
この後 Nautilus 接続すればつながるようです。 🙂
では次、WebDav。
iPod touch / iPhone にファイルを転送したいときにつかっています。 iPod touch のサーバソフトは Files Lite です。
hiromasa.another :o) » Blog Archive » iPod touch に Files Lite をいれてみる
昨晩、App Store みてたら Files Lite という無料ソフトが面白そうだったのでいれてみました。 いろいろな種類のドキュメントをいっぱいつめてみれるらしい。 なんでも、Microsoft Office ファイルや PDF もみれるらしい。
このたぐいのソフトは WebDav サーバがあがって任意のファイルを転送できます。
で、Nautilus 側は以下のように。
これで iPod の中身がみれます。 無線でファイル送信できるので異様に便利です。
動画とか同期するまでもない動画ファイルとかの場合はこれで送っています。 いちいち、iTunes 立ち上げるのすきじゃないというのもあります。。(笑)
さて、今回は接続設定をダイアログで紹介していますが、場所(URIハンドラ)に直接入力しても接続できます。
sftp://[ユーザ名]@[サーバ名].coreserver.jp/virtual/[ユーザ名]
dav://[ユーザ名]@192.168.0.4:8080/
ftp://[ユーザ名]@192.168.0.10/
こんな感じですね。 ワンショットでつなぐ場合は、手入力したほうが速いでしょう。
よくつかうのは、こんな感じでブックマークの方向で。 🙂
やっぱり相手が UNIX のときは、こっちも UNIX 系のほうがいろいろ都合がいいことが多いですね。 rsync とかも使えるしですね、むふ。