Phenom X4 だ~と喜んでいたのもつかの間、トラブルにまきこまれるぼく。。 ちょっとへこむ。 といってもハードウェアトラブルではなかったので、知恵と勇気でのりきりましょう(笑)
なんでもそうですが、2つのトラブルがかぶると混乱してしまいます。 今回も同時に2つがいい具合に起きてしまい、解決まで時間がかかりました。 orz
顛末。
Phenom X4 の新 cube に、まずインストールしたのは最新 Ubuntu 8.10。 nVidia のチップセット(GeForce 8200) だったので全然心配していなかったのですが、どうもおかしい。。 USB オーディオがちゃんとならなかったり、鳴らそうとすると USB キーボードの応答がなくなったりしてしまいました。
で USB オーディオはちょっとあきらめて、内蔵のオーディオでならしていたのですが、これまたそのうち止まったりしてなんじゃこりゃーとおもいつつ。 入れたドライバは nVidia 製の nvidia-glx-new 最新版 (177.80)。
まぁ 8.10 はでたばっかりだということで、とりあえず 8.04 で再インストールしてみたところ今度は nVidia ドライバいれるとブラックアウトで起動せず。。 ログちゃんとみてませんが 8.04 では GeForce 8200 チップセットに対応したドライバははいらないように見えました。
コンパイルする元気も X 設定する元気もなかったので、 8.10 に戻して試行錯誤。 ひとつ前のドライバをつかうと、ちょっとバギーですがなんとか動くことが分かったので一安心。
よかった。
で、今回 PC をかえたことのひとつに、VMWare でいいかんじにゲスト OS を動かすこともあったので、VMWare をいれ、今まで古い cube の 8.04 で使っていた Windows をそのまんま読ませ、わくわくしながら動かしてみたところ
[tegaki]カーソルキーうごかねー!![/tegaki]
という事態に陥りました。。 カーソルキーおすと、スタートメニューがひらいたりするという惨事。 CTRL + ESC いってる!?
実はこの Windows 2000。 仕事で非常に大きな役割をはたしていたので結構焦る。。 うごかないとやばい。。
混乱の中、さきほどのチップセットドライバがおかしいことが頭をよぎり、きっと USB のコントローラが悪いんだとおもってしまい nVidia のドライバいれなおしたり、フリーのドライバで動かしてみたり四苦八苦。。
VMware Server 2 on Ubuntu 8.10 (キーマップの変更) – 山河に在りて
私は Ubuntu 8.10 (Intrepid Ibex) で”日本語106”のキーボードに設定しているのだが、アンダースコアのみならず、矢印キーや "Page UP" 、 "Page Down" 、 "ALT" 、 "Ctrl" などが正常に機能しなかった。
VMWare Server ですが、詳しく説明されている方がいらっしゃり、、チップセットドライバはまったく関係ないことが判明。。 混乱してソフトの仕組みを考えれなくなっていました(笑)
てなわけで、8.10 でも VMWare 無事動作! 🙂
をかもとさんが紹介されている、Unity も堪能できました。
VMware Player 2.5 : 独断と偏見の何でもレビュー
この中の「Unity」モードがカッコ良かったので、ご紹介。
要は、左のスクリーンショットのように VMware Player のゲストOS上で動作しているアプリケーション (この場合は Google Chrome) をホストOS側にシームレスで表示してくれます。
#VMware Fusion 2.0 のユニティモードと同一の機能です。
Ubuntu の中で、Windows のアプリケーションが他の Linux アプリと同様に表示できます。 IME もちゃんとちょこんと表示され漢字入力も問題ないというすぐれもの。
上は Ubuntu の中でうごく IE6 です。 速い CPU ならネイティブアプリみたいに動いてくれます。 不気味ですね 🙂
キーボードの問題も解決したので、これで買ってきた XP を安心して VMWare にインストールできます。 Windows Live Writer も、Visual Studio も DoJa のシミュレータも動いてくれることでしょう。
さて、昨日ちらっと書きました「もう一台の Phenom」。
Gigabyte のマザー(AMD 780G) と 4Gメモリ、Phenom X4 9350e の低電圧仕様。 こちらは Windows Vista をインストールしていますが、さすがにこちらはトラブルもなく速いですね。
最新のハードウェアスペックを引き出すという意味では Windows は一日の長があると思いました。 Linux の"瞬間"スピードは使っていて一寸遅い感じがします。 フリーのドライバと違って、メーカー製のドライバはカリカリにチューンできるのもあるのでしょう。
てなわけで、cube のほうはまだまだネタをつくってくれそうです。。 ご期待ください。。(笑)