コンピュータにまつわる名言を集めてみました。
その1。
期待する動作と、そのプログラムされた内容が違うことを人はバグと呼ぶ。
しかしユーザに詳細な仕様書を提出しない PC 用のソフトウェアでは、期待する動作を把握しているのはプログラム製造元であり、ユーザが期待する動作はただの憶測でしかない。
バグではなくて仕様です。
お客さんが勝手に動作を憶測しているだけなんだから、しごくあたりまえの言葉。 別名、
しらね~よ。
自分さえ動けばいいプログラムをつくっているだけの、オープンソース技術者の本音でもある。
その2。
近年、セキュリティーに対する意識の高まりのせいか、脆弱なプログラムを発見するとセキュリティーホールだといってくる輩がいる。
それをなぜセキュリティーホールだと決められるのか? それが仕様であるという可能性を捨ててはいけない。
セキュリティーホールではなくバックドアです。
開発元が最初から作り込んでいる動作を、"脆弱性"や"セキュリティーホール"なんていうバグ用語で表してはいけない。
その3。
なんとこのハックに成功したのは高校生。
わりとよく聞く、このフレーズ。 DVD の暗号を解いたのも高校生だったか。 世の中には凄い高校生っていっぱいいるんだな、、なんて。
しかしこの裏で、大人のハッカーはこういっている。
そんなの前から知ってるんよ、公表するんじゃねーよ。
言ったら対策されそうなおいしい脆弱性は、高校生より上のハッカーは公表しない。 大人はしゃべらない。 ただそれだけの話。
世間に知れる脆弱性など、マジックショップで売っている手品グッズのレベルであり、本当のイリュージョンのタネはごくごく一部の人間しか知らない。
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なーんてね、ふふ。 😛
こんにちは!そちらはもう雪がちらついてる頃でしょうか。
それにしても、そういった高校生ハッカーは、逆に言うとソフトウェアセキュリティ開発に一役買ってるんでしょうか。それとも、ただ話題性があるだけ?
一方、大人はしゃべらない、高校生はしゃべりたがる。なんか、その心理が面白いです。ハッカーの世界だけじゃなくっても、社会全体でそういうのってありますよね。口にしない人ほど、知識豊富だったり。能ある鷹は爪を隠すってやつでしょうか。
endunham さん、こんにちは。 😀
企業でハッカーを雇って自由に遊ばせて、その技術をセキュリティー対策として商売をしている会社もあるそうですね~。
>能ある鷹は爪を隠すってやつでしょうか。
日常でも深く知っている事柄は、気恥ずかしくてわざわざ口にしないことってありますよね。 あれといっしょの感覚でしょうか(笑)
日本国北海道札幌市は、雪がうっすら積もりました。 この雪はまだ残ることはありませんが、すっかり冬らしくなってきました。
今年はスノーボードいけるといいのですが。 🙂