Linux にはソフトが少ない、なんていうのは遠く古い話。 いまや、逆に UNIX から Windows にアプリが移植される時代。 そんな UNIX アプリと Linux カーネルの最新構成をひたすらおいかける Fedora 8 で、いまどきの Linux を紹介してみます。
まずは、UNIX デスクトップ基盤のひとつ GNOME から Nautilus の画面。 Windows でいえばエクスプローラです。
なんでも Nautilus は元 Apple の方がデザインしているそうで、シンプル & エレガント。 リーナスはこの方向性は気に入っていないようですが、ぼくは結構好きです。(むかしはぼくも KDE 派閥だったんですが)
次はおなじみ Firefox。 当然アドイン関連は特殊な物以外同じに動作します。Flash も Linux x86 版の 9 がでていて、性能も改善されている模様。 youtube も問題なく動きます。 (いまみたら Soralis 版もでてるんすね)
次は UNIX 界の iTunes、Amarok。 iTunes よりできが良いと思う。 iPod とシンクロしたいならこれ。 KDE QT 系ですが、GNOME でも動くデス。
【レビュー】Linux/BSDで使える! iTunes型多目的オーディオプレーヤ「Amarok」 (1) マッシュアップ機能を持つオーディオプレーヤ | エンタープライズ | マイコミジャーナル
特に商用アプリケーションでは実現しにくいと思われるマッシュアップ機能が興味深い。iTunesと併用したいと考えている場合や、オーディオデータの管理アプリケーションとしてもお薦めできる。
超速メーラ、Sylpheed。 こちらは GTK ベース。 beckey より速いかも。 開発者の方が日本人なので、エンコード系もまったく問題なし!
Windows の Subversion クライアント TortoiseSVN は、ぼくの中で Windows のキラーソフトなんですが、その Linux 版ともいえる ToytoiseSVN。 さすがにファイル名にエンブレムまではつかないようですが、それでも十分です。 こちらも、開発者の方が日本人。
最後はメッセンジャー系、2本。 このまえかいた”へんな鳥” Pidgin。 GTK ベースなので Linux で使ったほうが綺麗に動きます。
ここではじめて、商用ソフト。 Skype。 最近、Linux 版のアップデートがあってビデオチャットも対応したようです。 これは QT ベース。 Windows 版よりシンプルでいい? 😛
以上、こうしてみると、UNIX のほうが魅力的なソフトって結構あるんですよね~。 Windows にポートされているのもありますが、やっぱり本家でつかったほうがくせなく動くと思います。
Linux は、デバイスの設定がまだやや難解だったり、日本語系の入力やフォントを整えるのに時間がかかったりします。 ただ、アプリのインストールやアップデートなどはコマンド一発でインターネットから勝手にダウンロード・セットアップまでしてくれるので、一度動いてしまえば今や Windows よりも楽ちんです。
昔はアプリのコンパイル通らなくて、一晩中やったあげくやっぱり動かない、なんてことが日常茶飯事でしたが。。(←弱い
もし、PC が余ってしまって Windows のライセンスにやきもきしているなんてことがあったら、ためしにインストールしてみてください。 楽しくて自由な、フリーソフトウェアの世界が待っています。
元気ですか!! ソースがあれば、なんでもできる。 🙂
カミさんがVistaを使ってるのですが、見てると使い勝手悪そうですね(汗
なので、自分はXPの次はMac OSかLinuxに乗り換えを考えてます。
お金が無いから、きっとLinuxになりますが。 (^^;
問題は、IE+WMPでないと見れないサイトがある、ということ。
ドキュメントは、OpenOfficeで何とかなるんですけど。
おかげで、Windows環境を捨てられない・・・
いい加減、環境依存のサイトは無くなって欲しいもんです。
aburi さん、こんばんは! 🙂
IE サイトまだありますね~。 USERAGENT 偽装すればなんとかいけるところもあるんですが。。
最近だと、VMWARE とか WINE とかフリーでありますので、IE だけエミュレートしちゃうといいかもしれません。
Linux って、なんか X68000 とか MSX とかあの手の熱い感じがして面白いです。 お待ちしております。 🙂