Ubuntu 12.10 登場

半年に一回のお楽しみ Ubuntu 12.10 がリリースされました。:)

Ubuntu 12.04 LST が入っていたThinkPad T420s に新規でインストールしました。さぼって Eclipse とか JDBC のドライバとか古いままになっていたりするので、半年に一回新規インストールするのはちょうど良いタイミングだったりします(笑)

インストールもすんなり終わり、無事起動して一通り設定完了しました。12.04 であった、壁紙がログイン画面にでてくるのなくなったのかな。。萌壁紙でも安心でございます。

噂の Amazon 検索はこんな感じで。 ロケールもちゃんとみているようです。wordpress で検索したの図。値段が帯ででてくるのですね。

ちなみに、Rens の透過がおかしい問題(その場の後ろの背景が計算されてブレンディングされない)が修正されたようです。 🙂

てなわけで、その他 apt-get で入れたアプリケーションをメモしておきます。 いつも Sun(Oracle) Java 使っていましたが、今回から Open JDK 7 に乗り換えました。

sudo apt-get install openjdk-7-jdk
sudo apt-get install build-essential
sudo apt-get install ubuntu-restricted-extras
sudo apt-get install adobereader-jpn
sudo apt-get install nautilus-open-terminal
sudo apt-get install nautilus-image-converter

残念ながら Nautilus は 3.6 ではなく 3.4 系が入っていますので、目新しい新機能はありませんが、いつもながら SSH マウントと open-terminal の拡張は便利です。

.ssh に秘密鍵や config ファイルをおき、「サーバに接続」に接続先SSH の設定してあげるとマウントされてファイル操作ができるようになります。

以下、このブログのレンタルサーバに接続したの図。 でもって、Nautilus 上で open-terminal 拡張から「リモート端末の中に開く」してあげると、そのまま端末エミュレータでそのパスにログインした状態になり、異様に便利です。

いつもの Eclipse は、4.2 Juno SP1 に。 PHP for Developer がリポジトリに無事追加されたようです。

Juno - http://download.eclipse.org/releases/juno
PHP Development Tools (PDT) SDK Feature    3.1.1.201209101312

Eclipse のエディタのフォントはいつも、わざわざ手持ちのMSゴシック相当のフォントをいれていたのですが、今回から Ricty に変更してみました。

プログラミング用フォント Ricty (リクティ)

Ricty (リクティ) は Linux 環境での研究・開発に適したフリーなプログラミング用 TrueType フォントです。Emacs や Vim を用いた C、C++、FORTRAN、Python、Perl、Ruby、AWK、sed、シェルスクリプト、LaTeX などのコーディングにおける使用を想定しています。以下の 2 つの等幅フォントの合成、および、プログラミング用フォントとしてのいくつかのチューニングを行う生成スクリプトの配布を行なっています。

濁点、半濁点の可読性が高くなっていて面白いですね。埋め込みビットマップフォントと違いイタリックもちゃんとでますので、Windows の Eclipse 使うときによくやる Itaric 設定全削除もやらなくてすみます。 😀

まだ使い込んでいないですが、Eclipse 4.2 Juno は、Open JDK 7 でもうまく動いてくれているようです。 Groovy-Eclipse、Subclipse、EGit、Zen Coding プラグインなどを Eclipse Market から追加インストールしています。

その他 Ubuntu のほうには、Thunderbird(メール)、Geany(テキストエディタ)、Pidgin(メッセンジャー)、Shutter(スクリーンショット取得)、GIMP(画像加工)などを入れています。Geany は日本語が変換中にでない問題が解決された模様。Pidgin は通知統合されなくなったのかな。。

てなわけで、わずかな手間で開発系が新規に作れるのは Linux の良いところ。さらに ThinkPad + Linux は、プログラムかいたりインターネット上のサーバをいじるの強いなあと感じます。

インターネット上で多く使われる Linux は、ワークステーションも Linux にしている方が都合がいいことが多く、ThinkPad のトラックポインタは GUI と CUI のハイブリット運用に適しています 🙂

Ubuntu 12.10 は 10 系ですがこなれている印象をうけました。 Wayland 化は 13.10 くらいでいけるかっ。楽しみです。

ThinkPad T530 登場

実家の ThinkPad X200s が壊れたということで、ThinkPad T530 が新たに登場です。 🙂

音声のノンリニア編集をしなければいけないということもあり、奮発して 8G メモリの Windows 7 64bit 版。それでも 97,000円くらいでした。

手前から、ThinkPad T420s、ThinkPad T530、MacBook Pro の 15インチ。

Thinkpad11

このブログではネクストジェネレーション ThinkPad 初登場です。

Thinkpad12

気になる新キーボードはこんな感じに。 アイソレーションですが微妙にお椀がついていて打ちやすくなっています。 前のキーボードの方がいいことはいいですが、、違和感はあまりない感じでした。 トラックポインタは T420s より若干浅め。

Thinkpad13

起動も速く、いい感じでした。

前の X200s は XP のダウングレード版で使っていましたので、Windows 7 になってメーラとか使い勝手が変わって若干実家でお勉強会を。:)

さて、壊れた X200s ですがどこが壊れたのか。。 20分くらいでマウスも動かないフリーズ状態になるとのこと。 実は再現したところが見れてなかったのですが、持ち帰って触っていたところ同現象が。

ファンが壊れていて熱暴走が原因っぽい気がしましたが、ファン音は正常っぽい。 分解するもやっぱり正常。 なんとなく HDD のセクタースキャンかけてみたらバッドクラスタ。。 というわけで HDD クラッシュが原因だったようです。 まぁこれはしょうがないですね。

3.5 インチの同容量の HDD が手元にあったので換装して復帰させてあげました。 🙂

Thinkpad21

メモリが 2G と少ない機械だったので、ついでに上海問屋さんで 4G メモリ調達。 2000 円。 安っ。 余生は何に使ってあげましょう。 Fedora かな〜。

てな感じで、作業でがさごそソフトケースあさっていたらこんなものが!

Epson win31

Microsoft Windows 3.1 by EPSON!!

[tegaki]強いオチ!![/tegaki]

Mac での開発環境構築

MacBook を買いまして少しの時間が経ちました。 ぼくはいままでは Linux メインで使っていましたので、どこまで Mac OS X で同じことができるかってところを試しつつ使っています。

メインで使っている Linux / Ubuntu / ThinkPad では主に以下のようなことをしていますです。

  • Groovy とか Java とかのプログラミング
  • WordPress とかいじったり(Apache + PHP)
  • インターネット上の Web サーバとか VPS に対する操作

てなわけで、Mac にもいろいろアプリ・設定入れてみました。

Groovy とか Java とかのプログラミング

これはいつもの Eclipse。 Mac OS X 版をいれるだけで完了です。 Java は OS が勝手に入れてくれる模様。

メニューとかショートカットが Mac になっているくらいであとは同じです。 control キーに emacs アサインできるのは有利かも。:)

Eclipse mac01

Mac 版は、若干ビューのデフォルトフォントが小さくなってしまうという問題があるようなので、起動シェルを修正します。 eclipse.ini から smallFonts の記述を2つ削除。(なぜオプション値きかないんだろう)

hiromasa-no-MacBook-Pro:MacOS hiromasa$ pwd /Applications/eclipse-jee-juno-macosx-cocoa-x86_64/Eclipse.app/Contents/MacOS
hiromasa-no-MacBook-Pro:MacOS hiromasa$ diff eclipse.ini eclipse.ini.org
18a19 > -Dorg.eclipse.swt.internal.carbon.smallFonts 23a25
> -Dorg.eclipse.swt.internal.carbon.smallFonts

あとは不思議なことに、ワークスペースのデフォルトエンコーディングが SJIS になっているので UTF-8 に変更しています。

WordPress とかいじったり(Apache + PHP)

ローカルの Apache と PHP。 MAMP を使っている方が多いようですが、とりあえず慣れている XAMPP にて。XAMPP はポータブルなのでファイルうつせば環境移行できるのが便利ですね。

ターミナルから、

sudo /Applications/XAMPP/xamppfiles/xampp start 

control + space, term, enter, control + r, start, enter, enter, password, enter くらいで素早く起動できます。(Spotlight からターミナル起動して、sudo から xampp 起動です)

PHP の編集は、Eclipse の PDT で。 3.1.1 がでてだいぶバグがとれたような感じです。スクリーンショットありで面白いので以下のリンクを。 🙂

PDT 3.1.1 Release Notes

PDT 3.1.1 released on September 28th, 2012 contains nearly 100 bug fixes for issues reported over last three months, since the release of Eclipse Juno. Beside bug fixes, there are several new features added to make PDT Content-Assist smarter, to better support PHP 5.4 traits and other new language additions.

間接参照や返りオブジェクのオートコンプリートなど、PHPDoc を参考にしつつ動作するようになったようです。 WordPress はソースコードに PHPDoc 入っていますのでうまく動くハズです。

言語構文解析によるリアルタイムシンタックスチェック、ファイル・関数・メソッド定義ジャンプ、バージョンコントロール統合、diff など各種ツールが使い込まれたスペックで動くのでやはり Eclipse は手放せません。

インターネット上の Web サーバとか VPS に対する操作

インターネット上のサーバと親和性が高いのは、UNIX 系 OS をワークステーションで使う一番の利点かもしれません。 Windows だと実現できないことや、設定が大変なことも Linux や Mac だとあっさりです。まずターミナルエミュレータいれなくていい 😀

Linux でリモートサーバをいじるのに便利なのが SSH をつかったファイルシステムのマウント。ディレクトリにリモートサーバのファイルシステムがマッピングできますので、SFTP などのクライアントを使うことなく、ファイル操作や編集が通常のアプリ操作で可能になります。

Ubuntu の場合 GNOME Nautilus からぽちぽち設定するだけでできますが、Mac OS X でも FUSE for OS X + SSHFS 入れるとできるようです。

What is FUSE for OS X?

FUSE for OS X allows you to extend OS X’s native file handling capabilities via third-party file systems. OSXFUSE is a successor to MacFUSE, which has been used as a software building block by dozens of products, but is no longer being maintained.

Macfution というフロントエンドがあるので、説明に従って設定すると SSH でリモートサーバが FInder でみれるようになります。(ただし Linux の fuse にくらべて若干処理が遅い)

Macfusion01

SSH の秘密鍵の設定は、Advance オプションから -oldentityFile オプションで鍵を指定すると効くようです。

Macfusion02

じゃじゃん。 Finder からこのブログの入っているリモートサーバをみているの図。 あとは普通のファイル操作が可能です。

Mac fuse01

ちょっと処理が遅いので、Eclipse から別系で SSH マウントする方法もあります。リモートファイルエクスプローラからサーバを追加。

Eclipse ssh01

こんな感じで見れますので、右クリックしてリモートプロジェクトの作成をおせば、サーバ上のファイルも直接いつも通り Eclipse からの操作できるようになります。

FUSE for Mac OS X はまだまだ使い込んでいないので、不具合あるかもしれません。 Eclipse のほうはいつもやっているので問題ないと思います。(ちなみに、リモートプロジェクトを削除するときは「コンテンツの削除」にチェックいれちゃうと、当たり前ですがサーバからファイルがずっぽり消えるので注意のこと)

その他、Mac でも rsync や ssh などのコマンドが使えリモートサーバのメンテナンスに活躍してくれるでしょう。

ssh-copy-id コマンドとかしぶめのコマンドは標準では入っていないようですが、何かしらいれると GNU のコマンド群もインストールできるのかもしれません。(まだやってない…)

以上てなわけで、Mac でもいろいろできるようになったというお話でした。:)

おちが弱い・・・。貝になります・・・。