XBOX ユーザにはおなじみの最強メディアプレイヤー XBMC ですが、最近は Linux や Mac、Windows への移植が活発のようです。 Windows、Mac はみたことがありませんが、Linux 版の初期インストールでは日本語がでませんので、日本語化の方法を書いてみたいと思います。 といっても、XBOX 版と同じ方法です。 🙂

とりあえず、XBOX 版はこんなかんじの画面です。 いいっしょ。 🙂

hiromasa.another :o) » Blog Archive » XBMC を使ってリビングでマルチメディア再生

正直、これをみてしまうと他の STB とか 360/PS3 のメディア再生機能なんか、ほんと使って作っているのか？ってかんぐるくらい貧弱だと思ってしまいます。。

をかもとさんもサイトで紹介されています。

XBMC for Ubuntu : 独断と偏見の何でもレビュー

ただし、日本語ファイル名は表示されない。暇なときに日本語パッチとか出てないか、探してみよう。

てなわけで、Linux 版の日本語化の方法です。 XBMC は FreeType ライブラリで自前でフォントをレンダリングするので、フォントを内蔵しています。 Ubuntu の .deb からいれると、フォントのありかは以下です。

hiromasa@hiromasa-cube:/usr/share/xbmc/media/Fonts$ ls -laF

合計 4836

drwxr-xr-x 2 root root    4096 2008-07-13 15:31 ./

drwxr-xr-x 3 root root    4096 2008-06-06 22:11 ../

-rw-r--r-- 1 root root 4611496 2008-07-13 15:30 Arial.ttf

-rw-r--r-- 1 root root  311636 2008-05-19 00:43 arial.ttf.org

で、上のはもーなっていますが、標準の arial.ttf は英語しかはいってないので、どっかから日本語フォントをもってきて、Arial.ttf として格納します。 頭大文字なので注意。 手持ちが .ttc しかなくても、強引に拡張子 .ttf にしてもいけるようです。

で、XBMC 起動して設定までいって、以下の2つを設定します。

まずは、Look and Feel から Skin のフォントを Arial TTF に。

でもって、Region を Japanese、Shift_JIS に。

何を隠そう、Skin フォントが優先される実装があるのをしらずに、上の画面の設定にたどりつけなくてちょっとはまりました。。 ソースみてなっとく。 🙂

こうなれば成功です。 ランゲージファイルは最初から同梱されています。

samba ごしに、Windows の共有もちゃんとみれます。（最近はだめ文字も少ないのかな） NAS の共有とかをそのままみれちゃうのが、XBMC のおそろしいところ。

なんかににている、3D の”あれ” も動きます。

静音PC に、Linux いれて XBMC をフル画面でうごかして、ハイデフなテレビにつないで表示させるといい感じかもですね。 H264 とかは XBOX だと負荷結構きついし、なにより初代 XBOX 自体がハイビジョン対応してないので(16:9 は OK だけど!)、XBMC をPC にいれるアドバンテージは結構あります。 再生できるファイルが限られる、なんとか TV よりずっといいかも。（笑）

Mac と Windows 版はみてないけど、ソースを見る限りきっと同じように日本語化できると思われます。 やってみたいかたは、おためしを。 🙂