以前、ThinkPad にデュアルブートで Ubuntu をインストールしたときですが、何を隠そう実は間違って Windows をブート不能にしてしまいました・・・。
まぁ Windows はなくても極端には困らないのですが、iPod touch 接続のための iTunes が使えないのと、あと DTM(音楽系)のソフト・ハードが使えなくなるのが痛いところ。 このへんは強引に Linux の代替えアプリでしのぐ必要もないと思っているので、素直に Windows 機は手元に置いておくことにしています。
ThinkPad にはボタン一つで工場出荷状態に戻せるというまっことに便利な機能が備わっています。 Rescue and Recovery というらしいです。
ThinkVantage という青ボタンです。
昔は Access IBM という名称でしたが、こいつを BIOS 起動時に押しておくと、Windows とは別な世界でメニューが立ち上がりファイルの救出をしたり、メディアなしでの OS の再インストールをすることができます。 会社とかでも使わなくなった ThinkPad があれば、ぽちっとおしてほっとけば工場出荷に戻るのでこういった点でも大変便利です。
これはハードディスクの Windows のパーティションとは別な領域にプログラムが格納されていて、緊急事態に押すと起動するようになっているのですが、実は Ubuntu をいれたときにここも立ち上がらなくしてしまったのです。。
おそらくは、パーティション操作時にブート領域を不正な情報で書き換えてしまったのですが、この場合は領域のデータ自体は残っているので修復する手段が提供されています。
Lenovo リカバリー修復ディスケット – Rescue and Recovery – Japan
このユーティリティは、破損したプライマリーハードディスクのブートセクターを修復するための、ブート可能なディスケットを作成します。また、このユーティリティは、ハードディスクからサービスパーティション領域が削除されていない場合において、「Access IBM」/「F11」キーからのアクセスを再度使用可能にします。
ブートCDができるので、それをいれて起動すれば大抵は復活できるとおもうですが、ぼくはだめでした。。 エラーメッセージは失念。。 なんだか、領域が見つからないとかそういったたぐいだと思いました。 たぶん GPated で強引にシステム領域の”縮小”をかけたせいだとおもわれます。
もうここまできたらメディアをつかって復旧するしかありません。 ポータブル系の ThinkPad は光学ドライブがついていませんので、メディアは注文して取り寄せる必要があります。
・リカバリーメディア等を破損した場合の交換サービス
・Disk to Disk 採用 PC のリカバリーメディア発行サービス
電話して必要な情報を伝えると申し込むと送ってくれます。 入金から中2日で札幌まで到着したので、東京であればすぐくるでしょう。 🙂
お値段は ThinkPad X61 の場合 7350円とかでした。 インターネットの噂では、3000円くらいということでしたがちょっとお高めでした。。 まぁ、これで今後いくらこわしても良いという安心料ということで。。 ちなみに、リカバリ領域破損の ThinkPad は中古下取り価格が下がるらしいです。
3枚。。 リカバリーメディアのページにはリカバリー”CD” とありました。
DVD!DVD! うすうすそうじゃないかとは思っていましたが、メディアは DVD です。。(笑)
[tegaki]外付けDVDドライブないんじゃ~![/tegaki]
くしゅん。 うちには外付けは、CDドライブしかないんですよね。。
安い外付けDVDを探してくるか、USB-IDE 変換ケーブルを捜索するか・・・。 Windows くんの復活まではまだかかりそうです。。