Eclipse Indigo リリース

少し前になりますが統合環境 Eclipse の新版 Indigo がリリースされました。 🙂

てなわけで休日をつかって Ubuntu にインストールです。 Linux 版 Eclipse ってあんまりスクリーンショット載せてる人見かけないので見てってください= ヨーロッパでは Eclipse ユーザの 3割くらいは Linux とどっかに書いてたのですが(笑)。

Eclipse.org – Indigo Simultaneous Release

Indigo is the annual release of Eclipse projects on June 22 2011;
this year 62 project teams are part of the release.

Eclipse最新版「Eclipse Indigo」登場 – 62プロジェクト同時公開 | エンタープライズ | マイコミジャーナル

Eclipse Foundationは6月22日(カナダ時間)、Eclipseの最新リリース版となる「Eclipse Indigo」を公開した。EclipseはJavaをはじめ様々なプログラミング言語に対応した統合開発環境。プラグイン構造を採用した高い拡張性が特徴で、代表的な開発環境のひとつとされている。

今回は残念ながら PHP Developer 版はメンテナさん不足で本家からのリリースはないそうで、その場合は Pleiades All in One さんからディストリビューションリリースされているので使わせていただくと良いと思われます。

というわけで、ぼくは本家 JEE 版から入れてみました。 今回のリリースのポイントのひとつとなっている WindowsBuilder は EE には入っていないので別途入れてみました。 SE 版では標準です。

WindowBuilder

WindowBuilder is composed of SWT Designer and Swing Designer and makes it very easy to create Java GUI applications without spending a lot of time writing code.

アップデートサイトがありますので、いつも通りの感じでインストールできます。

いざ実行。

indigo02

XWT がちょっと目を引きますね。 🙂

Indigo にあわせて SWT 3.7 もリリースされています。 Linux で SWT 使っている人もあまり Web でみかけないので WindowBuilder / SWT のスクリーンショットのせておきますです。

indigo01

この手のは案外レイアウトマネージャのこととか知らないと、うまく使えなかったりするので逆に難しい時もありますが、固定位置合わせとかは便利そうですね。 イベントハンドらの生成とか JFace のデータバインディングとかまだみていませんが、そのうち遊んでみるです。

その他、Groovy-Eclipse とか Subclipse とかいつも使っているものは、ぱらっとさわった限り Indigo でも大丈夫そうです。 Android のプラグインも入りました(ただ、こちらはまだ入れてみただけです)

統合環境新しくなると、なんかつくってみたくなるのはなぜなんでしょう。(←逆ですわな。

mikumiku

さて、DX7 色。 こちらも届きましたぞ。 すごいね、ねんどろいど。 🙂

WordPress を dotCloud にデプロイ

デプロイ田中です、みなさんこんにちは!!。。

本日は、最近ちらほら聞きます PaaS 型クラウド dotCloud さんに WordPress をデプロイしてみるです。 まぁ無料版のでやっているのでお遊びなのですが、まずはなかなかうまく動くようですぞ。 🙂

dotCloud は、さまざまなプラットフォームのアプリケーションを配置できるいわゆる PaaS のサービスです。 Java はもちろん Ruby や PHP、サーバサイド JavaScript の node.js なんかも動作するようです。 また各種データベースも動作します。

wp3203

DotCloud – Deployment made simple

DotCloud lets you create the best cloud stack for your application. We give developers and IT professionals the freedom and flexibility to mix and match languages, databases, caching and messaging components without the need for additional servers or infrastructure.

PHP を扱っているとアプリケーションをサーバにインストールする行為というのは、FTP か何かでファイルを「置く」みたいな感じなので感覚が違うかもしれませんが、PaaS というのは OS にアプリをインストールするようなイメージで使います。 ここでいっている “OS” にあたるのがアプリケーションサーバというやつです。

まぁそうは言っても PHP にはアプリのインスタンスを保持するような仕組みはないので実質的にはファイルが置かれるだけなのですが、dotCloud の管理ツールの使い方的には PHP でもそんな感じになります。

さて、PaaS が普通の Web レンタルサーバと何が違うかというと、OS 的な部分が隠ぺい(クラウド)されていることです。 メモリとかファイルシステムとかネットワークとかリソースをあんまり考えずに使えるようになっていて、また必要であれば動的に付け足すことができます。

あとスナップショットバックアップのような、その時のサーバそのものをバックアップ保持するような機能がついているのも多いですね。 アプリケーションを簡単に動作させて運用するために特化した機能がついたサーバが PaaS。 この技術の後ろに見え隠れそるのがサーバ仮想化技術になります。

ぼく的な PaaS の感覚は、いろんな言語や動作プラットフォームを使ってインターネット上にアプリを公開できてわーい、、という感じなものです(笑)

てなわけで早速、Groovy のアプリをデプロイ、、といきたいところですが、ここは勝手知ったる WordPress でまずはお試しデプロイです。

dotCloud には便利な管理操作用 CLI インターフェースが用意されていますので、こちらで操作します。 python が必要なのでお使いの OS にいれて、、最初 easy_install というのが何かさっぱりわからなかったのは秘密です。。(マニュアル参考

$ sudo apt-get install python-setuptools
$ sudo easy_install pip && sudo pip install dotcloud

Ubuntu 11.04 の場合はこれで準備完了。 簡単アルネ。

API キーなど入れながら、アプリケーション(名)作成。(誰かとかぶらない任意の名前)

$ dotcloud create maple4ever

あとは WordPress をローカルのどこかのディレクトリに展開し、そのルートに dotcloud.yml ファイルを以下のようにして PHP と MySQL サービス設定。

wp:
  type: php
 
db:
  type: mysql

でもって、このディレクトリをカレントにおいて push します。

$ dotcloud push maple4ever .

これでデプロイ完了。

起動した MySQL インスタンスに WordPress 用の DB を create databese します。 とりあえず MySQL の情報閲覧。 「アプリケーション名.サービス名」で info コマンドしてあげます。

$ dotcloud info maple4ever.db
build_revision: rsync-1309187922.37
cluster: wolverine
config:
    mysql_password: nyoron
    mysql_serverid: -1
created_at: 1309187925.281122
ports:
-   name: ssh
    url: ssh://dotcloud@ugogogo.dotcloud.com:9284
-   name: mysql
    url: mysql://root:mogemoge@hogehoge.dotcloud.com:9344
state: running
type: mysql

WordPress に設定する DB ホストは hogehoge.dotcloud.com:9344 のところなのでメモ。(デフォルトポートと違うので全部いれる)

create table & ユーザ作成。 こんなかんじ。 キャラセットは指定するとはじかれたので、そのまま行きました。

$ dotcloud run maple4ever.db -- mysql -u root -p[パスワード]
# mysql -u root -p[パスワード]
 
mysql> CREATE USER 'wp' IDENTIFIED BY '[任意のパスワード]';
mysql> create database wp;
mysql> GRANT ALL ON wp.* to 'wp'@'%';

上はデータベース名 wp 、ユーザ名 wp で設定の図。

次に info コマンドで php サービスの URL を取得して普通にブラウザアクセス。

$ dotcloud info maple4ever.wp
-   name: http
    url: http://d84fa7d5.dotcloud.com/
state: running
type: php

あとはいつもの通り WordPress をインストールすれば、

wp3202

ようこそ WordPress の世界へ。 🙂

wp3201

[tegaki]動いた~![/tegaki]

WordPress 3.2 RC2 日本語版キタ。  サイト中身はめ組さんの「日本語版インポートテストデータ」です。 試験に大変便利なので見てみてください。 🙂

http://d84fa7d5.dotcloud.com/

(そのうち消えます。)

残念ながら dotCloud 無料版ではドメインマッピングできないので変なホスト名ですが、なかなかよく動きますね~。 memcached のインスタンスもあげられるようなので、追加してみるといいかもしれません。

httpd は nginx を使っているようです。 いじればパーマリンクも設定できると思います。 ファイルのアップロードなども問題なく動きます。(ちなみに Java のアプリケーションサーバは Jetty のようです)

てなわけで、ネットワーク上に好きなアプリを簡単に配置して使う。 そんなことができるようになるかもしれない PaaS プラットフォームのお話でした。 他にも cloudBees とか同様のサービスがありますので探してみるのも面白いでしょう。

ばいっ。(←芸風がおかしい。。

ぎゃらぎゃらぎゃらくし~。

持ってそうで持ってなかったぼくですが、ついに小宇宙を燃焼させ買ってきましたスマートフォン。 🙂

今まで使っていたケータイさんは 3年もので、ポケうちは相変わらず素早いし、じぐついさんは賢いしで悪くなかったのですが、電池が持たなくなってきたのと、ついったーとかで出力できない Unicode 文字があるという、もういじれる範囲では如何ともしがたい問題がでてきましたのでついに機種変更となりました。

あ、いまどきは「変更」とはいわないですか。 周りの人も Android が多くなってきたので操作を覚えておこうなんてのもありでござる。 🙂

というわけで、なんだかとても速くてよさそうだった Samsung Galaxy SII です。

 galaxy00

とりあえずファーストインプレッションは画面でっかくてぬるぬる動いていいですねぇ。

で、ややしばらくぽちぽちいじって、…なんとなくつかんだ!

sp モードでの iモードメール送受信も、うまく動いているようです。

galaxy00

ちゃんと iチャネルも動いております。

Songbird とか Firefox とかあるのが Android さんの自由な部分。 😀

galaxy01

ちなみに音のほう。 上部端子ヘッドフォンアンプは、なんというか遠路はるばる走り切り疲れ切ったような音がするようです(笑) まぁまぁぼくの初代 iPod touch も似たような感じで、こんだけ無線とばす機械でオーディオ的な音を期待するのも厳しいのでしょう。 外で聴く分には十分です。 おしりのラインアウトからだしてみるのも面白そうですね。

音楽とかメディア系ファイルは適当に USB のマスストレージで送りつけると、転送後サーチして認識してくれるようで、Linux にも優しい作りになっております。 何を隠そう、Windows で iTunes を起動するのが面倒で、永遠に同じ曲しか再生されないぼくの iPod touch くん。。

てなわけで、Android の SDK は Linux での開発もサポートされております。 Ubuntu 11.04 でも以下の方法で実機とデバッグ接続できました。

USB を設定。 ファイルつくって権限つけます。 (ベンダーID は Samsung さんのです)

$ pwd
/etc/udev/rules.d
$ cat 51-android.rules 
SUBSYSTEM=="usb", SYSFS{idVendor}=="04e8", MODE="0666"
$ ls -laF 51-android.rules 
-rwxr-xr-x 1 root root 56 2011-06-25 22:39 51-android.rules*

でもって、実機側の設定 –> アプリケーション –> 開発あたりで debug をオンにして から Ubuntu に USB 接続。

あとは SDK と Eclipse のプラグイン入れて、プロジェクトつくって、、

galaxy02

AndroidManifest.xml の Debuggable を true にして Java のプログラムを Android Application 実行すれば実機転送されプログラムが実行されます。

実は以前も実機なしですがちょっと Eclipse 上で遊んでいたことがあって、エミュレータおっそいなぁと思っていたのですが、実機転送のほうが全然快適なんですね。。 こりゃええわ。

[tegaki]お気にいった![/tegaki]

いろいろ遊んでみたいと思います。 😀