UNIX のソフトウェア

Linux というのは UNIX 互換の OS のひとつなので、当然 UNIX のソフトたちがいろいろ動作します。 Linux にはソフトが少ないのでデスクトップ環境として Windows にたちうちできない、、というのは遠い過去のお話。 いまや、Linux のほうがうまく動作するソフトがでてくるようになりました。 🙂

以下は UNIX 出身のソフトたち。 Windows に逆移植されているのも多くありますが、やっぱ Linux で使ったほうが、ウインドウツールキットのライブラリの親和性とかもあって、Windows より違和感なく動作するものが多い気がします。

まずは、メーラ Sylpheed。

Sylpheed – lightweight and user-friendly e-mail client

Sylpheedはシンプル、軽量かつ高機能で使いやすい電子メールクライアント(メールソフト、メーラ、MUA)です。

SylpheedはLinux、BSD、Mac OS X等主にUnix系のシステム、そしてWindowsなど多数の環境でで動作します(Windows版についての詳細はWikiを参照してください)。

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めちゃめちゃパフォーマンスがよいので、Ubuntu はThunderbird ではなくこちらを使うことにしました。 Thundirbird 3.0 alpha もいれてみました。 こちらもなかなかパフォーマンスがあがっていました。(さすがにalphaなので常用はしていませんが)

次は音楽系。 iTunes っぽい動きをする、Mozilla XUL Runnner 上で動く Songbird。

Songbirdnest.com | Songbird Media Player

Songbird is a desktop media player mashed-up with the Web. Songbird is committed to playing the music you want, from the sites you want, on the devices you want, challenging the conventions of discovery, purchase, consumption and organization of music on the Internet.

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こちらはまだ 0.5 なのでパフォーマンスとかあまりよくありませんが、良くできています。 ギャップレス再生ができないのがたまにきず。 同種の Amarok よりも MP3 の日本語タグ化けを吸収できるようです。 ソースみてないけど、TagLib じゃないのかも。(和製のエンコーダのいくつかが、MP3 タグに、いれちゃいけない文字コードを入れているのが根本原因)

さて、実はこの手の音楽プレイヤーは、音楽プレイヤーなのに波形再生に関する設定項目が少ない。。 Windows の Media Monkey とかは asio 設定とかいろいろできてよかったんですが、、。

ってわけで、 .flac とか本気で音楽をききたいときはこっち。

Audacity: Linux/Unix

Audacityは、Windows、Mac OS X、GNU/Linux、その他のオペレーティングシステム上で動作する、フリーで使いやすいオーディオエディタ兼レコーダーです。

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いわゆる winamp 互換です。

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うんうん。 ビット深度とかリサンプリングとか、信号バイパスとか、音楽プレイヤーならこういう設定ないとねぇ、って思うのはぼくだけでしょうか。 🙂

次はいれてみてちょっとびっくりしたソフト。

Planner – GNOME Live!

Planner is the GNOME project management tool.

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いわゆるガントチャート、プロジェクト管理。 あー、Microsoft Project ですな(笑)

ほんの一瞬しか入力していないですが、スタンドアローンなら Microsoft Project より速くていいかも、と思ってしまいました。 ちなみに、前タスク設定が「前任」という翻訳でちょっと笑ってしまいまった。

さいご、ベクターグラフィックツール。

Inkscape 自由に描く。

InkscapeはW3C標準のScalable Vector Graphics(SVG)フォーマットを使ったオープンソースのベクターグラフィックソフトで、IllustratorやFreeHand、 CorelDrawや Xara Xに類似しています。SVGの特徴としては、シェイプ、パス、テキスト、マーカー、クローン、アルファ・ブレンディング、トランスフォーム、グラデーション、パターン、グループが使用可能と言うことが挙げられます。InkscapeはさらにCreative Commonsメタデータ、ノード編集、レイヤー、複雑なパス操作、ビットマップのトレース、パスに沿ったテキスト、フローティングテキスト、ダイレクト XML編集など、様々な機能をサポートしています。InkscapeはJPEG、PNG、TIFFなどのビットマップ画像をインポートでき、PNGとしてエクスポートできます。また、様々なベクターベースのフォーマットにも対応しています。

GNOME デスクトップ環境はアイコンに SVG が使えるので、かっこいいです。 それを inkscape でひらいてみました。

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もう、ぼくには使いこなせないくらい機能があるようです。 図を描くときにはこれでいいです。 問題ないです。

というわけで、全部 Windows にも移植されている有名どころなのですが、やっぱりいいですね! Ubuntu が気に入って、ほぼそちらに環境を移行してしまいました。

ほぼって、なんだときかれれば。。 ブログを書くのに Windows Live Writer を使っています。 すっかり Windows のキラーソフトになってしまいました(笑)

まぁまぁ、いろいろ使い分けたほうがいいときもありますので、OS もいろいろ試してみると面白いかもしれません。 Linux はこれに加えて、強力なコマンドラインもあるのでお気に入りです。 🙂

UNIX のソフトウェア」への2件のフィードバック

  1. おー、hiromasaさんのブログを見つけてしまった、笑。
    版元さんには教えないでおこう、あっ、もうご存知ですか、汗。

    hiromasaさんはUNIXの人なんですね。

  2. こんにちは。 お疲れさまです!

    あはは、いえたぶんおそらくご存知かと思います(笑)

    UNIX は実はあまり分からなくって趣味の領域です。
    なにか昔のマイコンとかあの辺の、ないものはつくろう文化にあふれていて面白いですね。 😀

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